

売上をあげるために
「どうやって売上を上げようか?」
と言うのは、多くの経営者の悩みですね。
ある程度の安定した収益が見込めるようになれば、取り入れる手法の選択肢も増えます。
当然ながら、販促のためのシステムや、広告費などに
「お金」
を、かける事ができるからです。
しかしながら、ビジネスを始めたばかりの頃に、なかなか売上が伸びないからと言って
広告費を投入すればどうにかなる、などという安易な考えは非常に危険です。

私も過去、勝負時だと判断し、数十万円の広告費をかけて躍起になり
結果は惨敗・・・無駄な事をしたと眠れない程落ち込んだ事もありますから!


イベントを企画し、見込み集客のための予算として売上見込みの10%の広告費をかけ
結果は、、、、、完全に用意不足。
後になってから、色々と目に付いたし、もちろん勉強になったんだけど
でも、勉強賃としては高くついた~!

販促ネタその1
本日から、いくつか順に、
お金を1円もかけずに、頭を使って考えた
販促ネタをご紹介していきます。
まず、ひとつめは
【割引や御優待特典の効果を上げる】
です。
あなたは割引券って、貰ったり、使った事はありますか?
今は、タダで、努力せずに、手軽にクーポンや割引券が手に入ります。
ネットでワンクリック、フリーペーパーやチラシもたくさん。
アプリを、その為だけにインストールしている人も居ますね。
定価が定価で無いと言っても、過言ではない・・・そんな時代。
「クーポン出ました!」
と、水戸黄門も真っ青な、これ見よがしのチケットに、誰も見向きもしません。
なぜなら、みんな ”見飽きている” からです。
、、、にも関わらず、みんなクーポンや割引券、または割引キャンペーンなどを行う時に吟味している事は
「チケットの配布期間はどのくらいにする?」
「配布枚数は?やっぱハードル下げて誰でも貰えるやつ?」
「デザインは、もっと目に留まる方がいいから…」
なんて事に着目していたりします。
そんな事より、一番・・・いっちばん大事なのは
【あなただからあげるんです!】
と、完璧に伝え切る事。
ようするに、その紙切れや電子チケットは、
その人の名前や、何なら顔写真まで入るかの如く、特別な一枚である必要があります。
何が何でも使いたくなるチケット!
そして、これは捨てられないな、と思って貰えたらチャンス。
- 5回以上ご来店頂いた〇〇様に
- 今月がお誕生日かつ、ご来店頂いた〇〇様に
- アンケートに3問回答頂いた○○様に
- 1万人目のご来店者様!
- クイズに当たった方
これは、商品に限らず、サービスでも有効です。
要するに、お客様は
「自分だけが」と言う表現には振り向いてくれやすく
「自分が〇〇したから」という、自身の行動から作られた実績に対するメリットならば
そのまま捨ててしまうのは惜しい、と感じるからです。
番外編
ありがた迷惑?!めちゃデカイやつ
とあるゲームセンターにて、来店客に手渡されている、何やら分厚いパネルのようなもの。
そこには“無料コイン進呈!500枚と交換!”と書かれています。
これ、ポケットティッシュだったり、名刺サイズの紙切れなんかだと、受け取ったお客さんは、皆
バッグやポケットにしまっていくのですが、こんな迷惑なバカでかいパネル、しまいようがない。。。
お客さんは、持って店内をウロウロ、、、なんて邪魔なので、みんなさっさとコインに変えるわけです。
踏み絵効果??捨てられない笑顔
業種やサービスと一切関係ないのに、とあるチケットには、赤ちゃんの満面の笑顔の写真が使われていました。

明確な目標を定めたあとは執念だ。
ひらめきも、執念から生まれる。
_安藤百福(日清食品創業者)
次回の販促ネタもお楽しみに♪


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あなたは売上目標は立てていますか?
多くの経営者が、まず意識する数字、売上高。
ビジネスをする上で、ここの数字がはじき出されない事には
そのビジネスを続ける事ができませんし、従業員や顧客への還元もできません。